全てが真逆な日本とアメリカのビジネスマンの違いがあるあるすぎる

スティーブ的視点というyoutubeを公開しているスティーブ・フェルドマン氏による日本とアメリカのビジネスマンの比較動画。コメディ調で誇張している部分もあるとのことですが、動画のコメントなどを見ると大体あっていると好評。

スティーブ氏は今はアメリカ在住ですが過去に日本で就職して暮らしていた過去があるので日本語も日本のビジネススタイルもある程度経験しているようです。お箸の持ち方もちゃんとしていて下手な日本人より日本人を知っているまでありそうです。
そのおかげかコメントでも「日本の働き方はおかしい。アメリカのオンオフの切り替えが羨ましい」という意見が多め。

日本は昼休みでも仕事の要件がきたらそちらを優先。アメリカだと大体ランチ優先で電話の途中でもランチだからと切ったり仕事のオンオフをハッキリさせています。日本は「お客様は神様」という言葉が有名なとおりお客様至上主義で、アメリカはお客様と企業側が対等に近いスタイルが形になっているのかもしれません。

そのかわりアメリカは結果には厳しいので仕事ができないと容赦なく切られてしまいます。日本は簡単には切られないのでそこも逆ですね。

動画では机に足を乗っけるなどラフな感じですがアメリカでもエリート企業の場合は仕事優先のところもあるのでそのまんまこういう感じでもないでしょう。

働く側としては我慢が多く不満も出ている日本ですがオフタイムより仕事優先な風潮が強くてサービスが行き届いてるのが普通になっている分、顧客側になるとあらゆるサービスがあって当然だと思っている人も多いのかもしれません。

今は通販もAmazonやヨドバシが大体の地方でも一日か二日で届けて当たり前となっています。大手通販以外の店舗の取り寄せは何日もかかりすぎてもう使う気にならない人も多いでしょう。だからなのか仕事するならアメリカ、仕事を任せるなら日本という意見がとても多かったです。

全てが真逆のようですが、多分日本のビジネスマンもランチタイムに電話がきたら内心舌打ちしていると思います。そこはどの国も一緒かもしれません。

アメリカの有給消化率も日本と同じで低くて祝日は更に……
スティーブ的視点 Steve’s POVはどんな人？youtube年収は？

アメリカの有給消化率も日本と同じで低くて祝日は更に……

動画では休みはしっかりとるという印象のアメリカですが実は有給消化率は日本同様にアメリカもあまり高くないようです。その理由は先進国で唯一有給取得に関する権利が無く、有給を取ったときの賃金は雇用主次第なので有給という習慣があまりないからかもしれません。ちなみに権利はあるのに日本は最下位クラスの消化率。

有給休暇取得率4年連続最下位に！有給休暇国際比較調査2019

リンク先は2019年の消化率。2020年はコロナの影響で世界的に有給消化率が少なかった中、日本は例年通りほぼ変わらずで最下位クラスを脱出していたようです。緊急事態でもいつもどおりを崩さない日本らしさが出ているのかもしれません。

年間祝日に関しても日本は祝日が22日で振替休日もありますが、アメリカは年間祝日10日ほど。それも11、12月に多めにあってほぼ毎月何かしらの祝日がある日本のほうがある意味恵まれているのかもしれません。さらに宗教や州によっても祝日が違うので会社規定の「フローティングホリデー（Floating Holiday）」という好きなときに休める有給のようなものが設定されているそうです。

正月休みなんて物も無いので1月3日にはすぐ働き出しているのでゆるそうに見えるアメリカもワーカーホリックと言われています。だからこそ休憩はしっかり取るという強い意思があるのかもしれませんね。