※バク宙は2：50あたりから。
車を飛び越える動画は数あれど時速100ｋｍのフォーミラカー。その走ってくる車に対して背を向ける後方宙返りに挑戦する命知らずな男性。
そして成功後とその後のリプレイを注意してみると実は一回目の成功は地面に手をついていません。そしてその次からの二回のリプレイは地面に手をついているんです。
これは公式による動画コメントがあってそこに「テイクごとにダミアンの着地の違いに気づいた人もいるでしょう。実はこのスタントは複数回行われました。彼と相談した結果、ジャンプをもう一度実行可能と判断しました。それにより360度バージョンを含むより多くの角度を撮影することができました」とありました。この危険なスタントを何度か行ったという驚きの事実なんですね。
こちらが360度カメラによるドライバー目線の挑戦動画。0:50からフォーミラカーが発進します。
挑戦する側もですがドライバー側もとてつもないプレッシャーを数回やるとは考えたくもありません。こんなスタントに挑戦する彼は一体何者なんでしょう。
ダミアン・ウォルターズはどんな人？
彼の名前はダミアン・ウォルターズ。1982年イギリス出身の元トランポリンタンブリング選手で世界大会に個人一位や団体でも上位入賞する選手。そして「007/スカイフォール」「ヘルボーイ2」などの映画のスタントマンやパルクールをしていて身体能力は世界トップクラスと言ってもいい人です。
彼は映画のスタントをこなしつつ故郷のダービーで体操クラブを経営しています。
以下が彼の担当した映画のスタントシーン。
そして次の動画では日本でも有名なゲーム「アサシンクリード」の実写映画において高さ38ｍからの命綱なしのイーグルダイブというジャンプスタントをやってのけています。
※ジャンプは1：45から。
以下はジェットコースターの垂直ループのような場所を走る動画。パッと見地味ですが重力どうなってるのと考えるとその凄さに理解不能になりそうです。。
※挑戦成功は2：27から。
以下はダミアンのフリーランのMV。この記事で彼を知る前にもう何度も見たことのある動画でした。
余談ですがダミアン氏を知った時「アルティメット」というパルクールを使ったアクション映画が頭に浮かびました。実はその主演の一人がスタントマンでパルクールをしているシリル・ラファエリ氏ですが、その役名がダミアンでした。
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