日本とアメリカのマナーの違い?日本では良いのにアメリカではダメな行動

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アメリカで育った人による「日本では普通でもアメリカでは許されないNG行為」の動画。以下は動画が長いのでそれぞれの簡単な解説。その他に動画にはなかった日本人がやりがちな海外でのNG行為も調べてみました。

・大声で店員を呼ぶ

日本ではよく聞く遠くの店員さんに「すいませーん!」とやる呼び方。アメリカでは品のない客として奇異の目で見られるそうです。

確かに日本でもちょっとお高い店ではそれをやるのは憚られます。だからこそウェイターが常に気を配っています。アメリカではお高い店じゃなくてもマナー違反としてよくないようで。日本のように「客だからいいだろ」のような自分ファーストではなく店と客で周囲に合わせて気を使い合うのが作法みたいです。

どうしても来てほしいときは手を上げてアイコンタクトや小さい声で「エクスキューズミー」と言うようです。

・ヒトラーを連想させる挙手

実は日本の正しい挙手はナチス式敬礼に似ていて世界ではタブーな行為とされてることが多いという事実。今自分でも普段の感じでちゃんと挙手をやってみても真上ではなくやや前傾気味の挙げ方でした。動画内ではそれも海外の人からみたらピリッとするようです。

だから肘は伸ばさずやや曲げた感じで指は人差し指だけ伸ばすのが良いとのこと。海外では大抵の国が指をキチッと伸ばしてする挙手自体がアウトで人差し指だけ伸ばすのが挙手のようです。

ちなみに5:20から紹介されている肘を曲げて顔の横に手のひらを持ってくる片手太陽拳みたいなポーズもナチスの敬礼なので危ないそうです。

かなりセンシティブな問題なのに挙手は日本では当たり前の行動だからこそ海外旅行でも癖でやりそうな分、気をつけたほうがいいですね。

外でアルコールを飲む

道や公園などパブリックな場所で飲酒行為は州によって禁止されてるところが多いそうです。テレビの映像でたまに飲酒してる陽気な外国人がいますがあれは飲酒が認められた場所だからみたいですね。

マリファナを吸ってる人は見かけても飲酒してる人がいないというのはまさに国の違いを感じます。

また似たような行為で「車の助手席で飲む」というもの。日本では運転手だけがアウトですがアメリカでは助手席でもNG。そしてもっといえば「移動してる車内に蓋が空いてるお酒がある事自体がNG」のようです。後部座席もダメ?という話になると「そこまで詳細になると州によって変わる」ようですが、とりあえず車内ではお酒は開けないのがいいようです。

・他人にぶつかってもSorryとは言わないのはダメ

日本人なら反射で「あ、すいません」と言うと思いがちですが、動画内でもある通り駅などの混雑した場所では軽くぶつかってしまうことが多く、それが当たり前と感じて謝らない人もかなりいます。

アメリカではそれが舐められてると感じる行為で喧嘩になりやすいそうです。軽くでもぶつかったら相手の目をみて「Sorry」というのがいいそうです。日本だと謝る人でも相手の目を見ないで会釈気味に頭を下げて言うだけの人が多いのでここも気をつけた方がいいポイントかもですね。

・麺をすする

いわゆるヌーハラ。パスタはすすらないのは日本でも常識ですが、ラーメン蕎麦うどん素麺などはすするのが当たり前。でもそれらを食べ慣れてない外国の人からするとすする音自体が不快なのは有名。

しかし今はアメリカでもラーメン店が増え始めています。そこではすすっていいのかという問題ですが、わかってるアメリカ人は「すするのが正しい食べ方」と思うけどそれを知らない人や啜る音が苦手な人は「汚い」と思うなど反応が様々なようです。アメリカに行ったら郷に入っては郷に従えで啜らないほうがマナーとしては正しいかもしれません。

・お皿に持ったりお皿に口をつける行為はNG

お皿に口をつけちゃだめというのは日本でもわかりますが、持つのもNGというのはテーブルマナーをいつも気をつけてる人じゃないとついやってしまうかもしれません。そもそも日本では味噌汁やご飯などお茶碗を持つ行為が当たり前なので真逆。

軽く調べてみると「アメリカはナイフとフォークの文化なので皿を持つことがないから正しい姿勢のためには持たないのが良いとされていて、逆に日本はお茶碗と箸だからこそちゃんと持って食べなければ正しい姿勢にならない」というのがありました。

だから「正しい姿勢で食べるのがマナー」としては両国ともに同じでも育った文化の違いの結果作法が変わるようですね。正しい姿勢で食べるということを意識していると自ずとその国での正しいマナーになるかもしれませんね。

会話中に無言を作る

アメリカ人は無言があると「会話が失敗した」という認識になるそうです。だからこそお互い無言がでないように会話で助け合いがされるそうで流石キングオブ陽キャの国。

会話中に主語を連発する人があちらには多いというのも会話を途切れさせないために頭の中で次言うことを整理してるからというのはアメリカの人と会話してて実体験したことがある人にとっては腑に落ちてそうです。

だからメガネの人が言うようにアメリカ人の前では会話はあまり途切れないようにする優しさを持つのが仕事やプライベートでも仲良くなる秘訣かもしれません。そして仲良くなった後にでも日本では会話が途切れても気にしない人が多いよと伝えてあげれば相手も変に悩まなくてよくなりそう。

・生徒に学校の掃除をさせる

日本では小学校で生徒が教室やトイレ掃除がまだあるところも多いですが、海外では生徒や会社員に掃除をさせる文化はなく専門の清掃員をちゃんと使うそうです。

令和ではイーロン・マスク氏がツイッターを買収した際に清掃員を解雇したせいでトイレを誰も清掃せず悪臭が立ち込めるなんて話もありました。日本では中小企業だと今も社員の当番制でトイレ掃除をするなんてのがあることですが向こうでは「仕事はそれぞれの専門の人がやるもの」という認識だから汚れててもしないしさせないそうです。

・子供に歩いて登校させる

銃社会で誘拐など犯罪も危険な国だから文化というか意識の違いですね。日本の番組「はじめてのお使い」を海外の人がみたら驚愕するなんて話も定番でした。あちらでは法律で例え数分でも屋内や外で子供を一人にするのはダメというのがあるので子供自身も一人は危険という認識になるんだと思います(州によって細かい時間は違います)。高校生くらいから車の免許が取れるので出歩く自由が増えるそうです。

動画内では学校のすぐ隣にあるファーストフード店に子供だけで行くのでも襲われないか怖かったという点がリアルな犯罪率のヤバさを物語っています。危険すぎるからこそ防犯意識がしっかりしているという点でもあります。だからなのか子供の迎えで仕事を早上がりするのも向こうでは当たり前なので寛容です。

余談ですが日本では子供が熱を出して親が会社を休む回数が増えると気まずいという話題がよくあがります。では子供の送迎には寛容なアメリカではどうなのかと思い、軽く調べたらそこは日本と同じようです。

病児保育は存在せず両親どちらかが会社を休む。自分の病気休暇を子供のために全部使う親もいて、休むときはどうやって会社に連絡するか悩むとか。ベビーシッターもありますが一時間2~4,000円ほどかかるので仕事中全部見てもらうのも結構かかります。

アメリカの病児保育事情-子供が病気の時、共働き夫婦はどうするの

・教師と生徒の禁断の恋

日本でも現実では良くないとされていますが動画内でも言うとおりドラマ漫画では禁断の恋の代表として定番のジャンル。ダメだからこそフィクションに憧れてますがアメリカでは嫌悪感を抱かれる行為という認識になっています。生徒側が「あの先生かっこよくない?」と言うことすらありえないのが普通というのも日本からすると驚きかもしれません。

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動画以外でアメリカでやってはいけないこと

他にはどんなのがあるのか気になったので日本からしたら意外に思いそうなNG行為を探してみました。

・洗濯物を外に干す…これは竜巻が多い、景観を乱す、「乾燥機も買えない貧乏人が住む場所なのか」などと噂されたりして物件の価値が下がるということでNG。いくら天気がよくても乾燥機を使うのが基本だそうです。

・くしゃみをしたら声をかける…有名かもですがあちらでは人前でくしゃみをしたら「Bless you」(お大事に)と誰かが言いソレに対してくしゃみした人が「Thank you」というやり取りが起こるとか。無言の人も結構いるそうなのであくまでもアメリカ的なマナーとしてのやりとり。

・くしゃみや咳は手で受けてはいけない…くしゃみつながりで日本はくしゃみを手のひらで受ける人もいますがアメリカでは手は色んな場所を触るところなので雑菌がつくのは良くないという理由で肘の内側あたりで受けるのが普通。

医療機関による正しいくしゃみの受け方指導の動画もあります。

・ゲップ、おなら、鼻をすする…日本でもあまり良く思われませんがあちらでは人前でのこういった生理現象に結構厳しいそうで、人によっては指を指してきたり直接文句を言ってくる可能性もあるとか。鼻をかむのはよくて鼻をすするのはダメみたいです。

・トイレはノックしてはいけない…使っていなければドアは空いていて、閉まっていれば使用中なのでわざわざノックをするということは「出てこい」という意味に取られるそうです。日本と違ってトイレのドアの足元は隙間が大きく開いているから人が入っていれば確認できるのでノックする必要がないんですね。

・見た目を褒める…これは最近日本でも広まりつつありますが「鼻が高い」「顔小さい」「背が高い」「痩せたね」など物理的な身体的特徴を褒めるのはNG。理由は鼻が高いのが嫌な人もいたり「顔小さいね」は「脳みそが小さい」と受け取る人もいるからなど人によってはその部位がネガティブな感情を持っているかもしれないから。「痩せた」も「前は太っていたのか」と受け取る人がいるからダメとか。言うとしても「髪良いね」「良い目をしてる」など「部位+良い」くらいがいいようです。

また当然ですが「肌白くて綺麗だね」など肌の色は絶対触れてはいけません。日本は美白意識が高いですが向こうは人種差別に関わる問題なので当事者ではなくても「色白が綺麗=そうじゃなければ汚いのか」など受け取ってしまうので肌の色を触れてくる人間にギョッとする人が多いです。

・歩きスマホ…日本でも良くないとされてますが、ハワイのホノルルやニュージャージーなどアメリカでは州によっては罰金になるところも出てきて法改正がどんどん進んでいます。大体が道路や横断歩道の横断中がNGで歩道はいいとなっていますがこれから更に変わる場合もあるので気をつけたほうが良さそうです。

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