Summit Motorsports Park2019のジェットトラックによるパフォーマンス。トラックの横に立つ人のサイズから見て後ろの看板はかなり巨大ですが、エンジンが火を吹くと看板全面を燃やし尽くしてスポンサーの文字が全て消し炭になり観客大盛りあがり。
ジェットトラックはその名の通りジェットエンジンを搭載していて、半端ない威力のバックファイヤを起こすパフォーマンスは航空ショーやモータースポーツ系のイベントでも人気。
このジェットトラックは派手なパフォーマンス用かと思いきやその速度もかなりのもの。3～400ｋｍ/hは余裕で出し、ジェットエンジンを複数積んでる場合は500km/h以上出してしまいます。
軍用ジェットエンジン三基搭載したトラックがプロペラ機を数秒で追い抜く姿は衝撃。低空飛行状態とはいえ停止状態からトラックの加速が尋常じゃありません。
止まるにはパラシュートが必要なほどパワーがあるのでジェットトラックのイベントは基地などかなり広い場所でやらないといけないそうです。
こちらは6万馬力のジェットトラック。バックファイヤを自由自在に操り圧巻のパフォーマンスを見せてくれます。走り去るときの煙突マフラーからでる火が速度で垂直に曲がっているのがいい味出してます。
そんな大パワーなので危険もあり、過去にはジェットトラックによる死亡事故もありました。
ジェットエンジン走行のスタントトラックが衝突、ドライバー死亡 米ミシガン州
米ミシガン州バトルクリークで２日に行われた航空ショーで、ジェットエンジン３基を搭載したスタント出演のトラックが制御不能になって衝突し、運転していた男性が死亡した。
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ちなみに旅客機で有名なボーイング747（1988年）のエンジンは1発で24000馬力（推力を馬力に変換した場合）で4発で10万馬力になります。あの巨大な機体を飛ばす半分以上のパワーをトラックに積んでますから尋常じゃない加速も納得。戦闘機の場合F-15（1972年）で20万馬力ほどあるそうです。
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