日本で「IR推進法」が出されてついに日本もラスベガスのようなカジノで遊ぶことができるようになりそうですが、実際「IR」ってなんなのか?と思い調べたら3分でわかるIR法動画がありました。
IRとは「Integrated(統合) Resort(リゾート)」の略。
カジノを含む統合型リゾートということでカジノだけでなくショッピングや展示場、劇場など大人から子供まで遊べる施設になっているのでカジノに興味がない人でもここにくればいろんな楽しみ方ができるのでとりあえず休日暇だから行ってみようという安牌の場所として多くの人に利用されそうです。地方だとイオンなどが休日の憩いの場になっているのと似たような感じですね。
国内で何箇所カジノが作られるのか?
国土交通省が国内で最大3箇所まで認定します。誘致を表明しているのが大阪府、和歌山県、横浜市、長崎県。検討中なのが東京都、千葉市、北海道、愛知県となっています。すでに規定の3箇所以上が誘致表明しているので場所に困るということはなさそうですね。
カジノのメリットデメリット
入場料は国と誘致した都道府県で折半ということで期待するメリットが税収。そして国内外からの観光推進雇用促進などやはり経済効果の一点といったところでしょう。地方創生とも動画にありますが、国の本音としては税収がより多く欲しいのでまずは大阪と横浜と検討中の東京にしたいはずという予想が多く出ています。
その増収効果は横浜市の試算は800億から1200億と莫大な金額。ちなみに令和3年度の横浜市の税収は7953億円なのでカジノを誘致することで10%以上の税収があがる計算でとんでもない額なのがわかります。
懸念されるデメリットとしてはギャンブル依存症。
日本はその対策として「日本人の入場回数制限」を施すようです。これは7日間の入場回数が3回まで。28日間では10回までという制限となっています。一回入場してから24時間以内は何回出入りしても一回とカウントされる模様。
その管理はマイナンバーカードを用いることが検討されているのでカジノで遊びたい人は作っておいたほうがいいかもしれません。
元々日本はパチンコや競馬などのギャンブル依存症問題もあり、今回のIR法案が2016年に出されてから「ギャンブル等依存症対策基本法」も2018年に施行されたので他にも様々な制限がかけられるかもしれません(余談ですが、国内では今までパチンコはギャンブル扱いというのを濁していましたがこの法案のときに初めてパチンコを明確にギャンブルと名言されました)
シムシティなど街づくりゲームだとカジノは近隣の治安も悪くなるのが定番なので実際にはそこも問題になるかもしれません。
いつからカジノができる?
法案は出されていますが実際にカジノで遊ぶには施設がなければいけません。ではいつからカジノで遊べるのか。もちろん大型複合施設なので時間もかかるでしょうが予測する人達によると大阪で2025年の国際万博の開催があるから観光客にカジノを利用してもらうためにその時までに…という予想から、候補地選定と施設建設さらに地方だと施設までの交通を良くするための整備時間もあって2030年くらいまで待つ可能性があるという声も。しかし国としては目処はたっておらず、また2021現在はコロナの状況もあって国としても未だ明確には決めきれない模様です。
日本でカジノを遊ぶにはまだまだ先のことになりそうですね。
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