26.21mという高波への挑戦を成功させてギネス記録に乗ったドイツのSebastian・Steudtner(セバスチャン・スチュードナー)さん。
2020年10月に成功させて2022年5月24日に正式にギネス記録として認められました。
しかしセバスチャン氏は2024年2月に28.57mというさらなる高波のチャレンジを成功させてしまいました。
世界一髙い波は28.57m!
以下が28.57mに挑戦したときの動画。
まだギネス記録としては認められてませんが今回の挑戦は波のサイズの測定はポルシェと協力しドローンで算出された物なのでかなり信憑性があると思われます。
ギネスに認定される時間がかかるのは波のサイズの測定法に世界基準というものがまだ決まっていないようで、最新技術を用いて様々な情報を提出しなければいけないようです。
■大波の聖地ナザレ
なお挑戦した場所は前回と今回どちらもポルトガルのナザレ。ここはビッグウェイブサーファーの聖地と言われています。その理由は三日月の形をした湾で長さ209キロ、深さ5キロにもなる海底峡谷により大きなうねりが発生しそのエネルギーによって世界一大きな波が発生しやすい環境となっているから。
地震でおこる津波とは違い、波は岸に近づくほど弱まるので最も高くなるポイントも抑えて置かなければなりません。
ナザレのサーフィン死亡事故は?
聖地になってからはナザレの大きな波に挑戦するサーファーが増えたことで事故自体も増加していましたが、初の死亡事故は2023年1月。亡くなったのはブラジルのビッグウェイバーのマルシオ・フレイレ氏(47)
事故当時、彼はビッグサーファーの命綱ともいえる海面へ浮上するインフレータブルベストを着用せずサーフィンをしていたとのことで、そのままワイプアウト(ボードから落ちること)して亡くなりました。
サーフィン界ではかなりの有名人で多くのサーファーが彼の死を悼みました。
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