生き残るために生まれた時から兄弟も排除するハイエナの生態

動物

ハイエナといえば集団で他の動物から獲物を奪い、時にはライオンからも奪ってしまう別名「サバンナの掃除屋」とも言える賢く凶悪な動物。

この動画のブチハイエナはチームで連携を取るので仲間意識が強いと思いきや、仲間内でランク付けをして食事は強い者が弱い仲間から奪うという実は超階級社会。

その階級制度に関しては生まれた瞬間から本能で競争意識があって、母体が弱って母乳が少ないと生き残るために兄弟で弱い者が母乳を飲めないように邪魔して餓死させてしまいます。歯があってもかみ殺す力がないから餓死させるということかもしれません。

赤ん坊の時からこうすれば生き残れるというのがわかっているのはハイエナの種としての遺伝子がそうさせているということなのでしょう。

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女系社会なブチハイエナの生態

image:youtube

他の動物の獲物を奪ったり、死骸を漁る腐肉食で有名ですがハイエナで一番メジャーなブチハイエナは死骸はあまり食べません。体格が大きくチームプレイが上手いので狩りをすることが多く、霊長類に近い頭脳を持つとも言われています。

4種類いるハイエナの中でも彼らは特殊。ブチハイエナは雌がリーダーで群れを守る完全な女系社会。

雌は陰核が雄の陰茎のように大きく、勃起したりすることができます。そのため神話としてハイエナは交尾をせずに出産すると言われていました。実際は雌が力をいれて引っ込めて交尾をするそうです。

そしてその陰核から子供を産むようにもできています。なぜ陰核が大きくて産道の役目を果たしているかはまだハッキリとしていなくて諸説あります。一説には雌優位の社会なので交尾する時に巨大陰核で邪魔をして雄がしたいときにするのではなく雌が交尾のタイミングを決める為とも言われていますが真実はまだ解明されていないようです。

参考:陰茎のようなものがある雌ハイエナ

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