長崎バイオパークのyoutubeチャンネルで公開された動物たちにドリアン食べさせたリアクションをみる動画。
違う生息地のサルたちやヤギ、オウムにうさぎ、猫など動物園の動画だからこそ見れる多種多様のリアクションは見どころ抜群。同じ種類の動物でも食べる子と食べない子がいたり意外な結果にも驚き。
リアクションが豊富なのはやはりサル。匂いをかいで「いらねえ」とばかりにポイッと捨てたり、舐めたあと「臭!」と手をブンブン振ってドリアンを下げさせたりと感情豊かで見てて面白いです。
他にも中で2:10過ぎのヤギのキャサリンは一口食べた後なんと床を舐めて舌についたドリアンを取ろうとしたり、猫も嗅いだ瞬間に目を細めたりなど各動物のドリアンに対するリアクションは人間同様かなり激しめで面白いです。
オウムなど鳥類は嗅覚は優れていないとのことですが食べる前から拒否したり一瞬口に含んですぐ口を離すなど餌として論外の模様。
3:30からのリクガメは差し出されたのでエサと思ってとりあえず口にもりもりいれて飽きたら興味ゼロに。亀は野菜果物が主食なので問題はなさそうなんですね。そして亀は嗅覚は優れていますがドリアンはくさいと認識していないようです。
動物は嫌だと思ったら口にしないというイメージがあったので匂いで敬遠するのに差し出されたら一応口にするのが意外でした。
ドリアンを食べる動物には生息地の関係がある?
ドリアンの匂いの範囲は800mから1kmととんでもない広範囲。そこまで匂いが強い理由は実が成る場所が東南アジアなどジャングルなど森林が生い茂っていて他の果実よりもたくさん動物に食べてもらって排泄物として離れた場所に種を撒いてもらうためだそうです。
そしてなぜ臭くなったかは匂いを覚える賢さを持つ特定の動物(オラウータンなど)に来てもらいたいからだと推測されています。他の実と同じ誰でも美味しいと感じる匂いだと食べつくされて種の広がりが狭くなるのであんな匂いになったんですね。
だからドリアンの生息地の動物用に進化した匂いなので好んで食べる動物とそうじゃない種がハッキリと別れているようです。
詳しくは以下に記述されています。
長崎バイオパークにはドリアン原産地の動物はあまりいなかったようですが、動画中でアフリカ大陸に多いキツネザルは自ら好んで食べていたので似たような餌を食べる習性がありそうです。
他の初めてドリアンの匂いを嗅いだ動物動画
・トレーナーに躾られた賢いニホンザル
・ドリアン大好き子犬とNGな成犬
猿のほうは「やめろや……」という嫌がり方が人間のようで面白い。犬のほうはレトリバーとハスキーの子犬は今回の記事動画中もっとも美味しそうに延々とむさぼるほどですが、同じレトリバーの成犬のほうは完全NGという反応。これを見ると人間と同じ感覚で種類ではなく年齢や個人差で好き嫌いがはっきりしているような気がしてきますね。
以前当サイトで取り上げた犬にシュールストレミングスを与えた動画記事も似たような感じで犬によって反応が様々でした。
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