1982年製のポルシェ911SCタルガの洗車動画。40年以上前の旧車ということで車の底は元々部品が黒かったのかと思うくらい真っ黒。そこにドライアイスを吹きかけるドライアイス洗浄(ドライアイスブラスト)をすると長年かけてこびりつきまくった真っ黒の汚れが取れて新車の時のようなピカピカの色のパーツに戻ってしまいます。
汚れの落ち方が一瞬すぎて逆に色を吹きかけているようにも錯覚してしまいそう。
磨きづらい場所でもこれなら吹きかけるだけで汚れを吹き飛ばせるのでどこでも簡単なのがいいですね。ドライアイスの凍結で汚れのこびりつきをもろくして除去するという原理らしく、そのおかげでサンドブラストや高圧洗浄よりも傷が付きづらいそうです。
こんな楽で凄い洗浄法ならぜひやってみたいものですがデメリットももちろんあって、材料であるドライアイスが保存できない(冷蔵庫に入れても数日)。さらにちゃんとした洗浄機とコンプレッサーを合わせると価格も数百万円規模になります。
youtubeでもドライアイス洗浄の動画をアップしているのは車屋か販売業者ばかりで個人の利用は当分は無理そうですね。
ちなみにこのポルシェを洗浄したときのドライアイスの量は800ポンド(約363kg)でドライアイスの費用も驚くほど高くなってしまうようです・・・
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