飼育されているナマケモノの食事タイム。仰向けに寝転がって皿に盛られた野菜を見るのも面倒とばかりに手探りで野菜を掴んでモシャモシャ食べています。
野菜は大根と人参のようですが、どうやら人参が好物のようで大根を口元に運ぶと匂いを嗅いで「違うじゃん・・・」とばかりに皿に戻し、再びエサを漁るという選り好みっぷり。まるで仕事疲れでせっかくの休日だからと思いっきりだらけてる日曜のお父さんのようです。ナマケモノは常時日曜のお父さんモードですが・・・
2連続で大根を取ってしまっても皿を見ようとしない怠けっぷりは名前通りすぎてさすがとしか言えません(途中で人間が人参を取りやすいように動かしてますがそれすら気にもしないのもさすが)
こんなのんびりでよく生き残れたと思って軽く調べたら、ナマケモノは一日に160キロカロリー程度の食事でゆっくりと消化してとにかく天敵に見つからないように森林の中で上手に擬態してひたすらじっとしているようです。
強い肉食獣や自由に飛ぶ鳥が絶滅していく中、生き残るために怠るという逆の発想で激しい生存競争を生き残って行ったということなんですね。
そう考えるとこのだらけた食事も見方が変わるかもしれない・・・?
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