フレアバーテンディング大会で二連覇したDANISH氏による凄テク動画。フレアの意味は「自由自在」でその名の通り瓶ボトルがペットボトルかゴムのように自由自在に飛び跳ねてしまってもうジャグリングの世界です。
こちらは日本のカリスマSHIN(吉原晋一)の大会動画。実はフレアバーテンディングの世界大会は沢山ありますが、日本人は世界中の大会で優勝している強豪国と言われていて、youtubeでフレアバーテンダーの動画に世界一とつく人が多いのは毎年日本人がどこかの大会で優勝しているからだったりします。
フレアバーテンディングとは?
カクテルをパフォーマンスしながら作り魅せて飲んで楽しませるのがフレアバーテンダー。テレビでもタレントがかくし芸として披露することがあるので見た事がある人も多いかもしれません。
1988年にトム・クルーズがフレアバーテンダーを演じた映画「カクテル」で一気に知名度が上がり真似する若者も増えたそうです。(※映画自体は好評でしたがアイドル映画として批評されていたり内容や撮影技術がおそまつだったりでトム本人は自身の中でワースト4の映画として語りたがりません)
フレアカクテルの技術を持っている人がいるバーではフレアショーとして予約や注文をすると眼の前で作ってくれるのでちょっとしたお祝いごとの時にやる人が多いようです。
パーティーや結婚式の出張サービスも行っていてこのようにお祝いごととしては派手なパフォーマンスでお酒を楽しめるから人気です。
実はフレアバーテンディングには4種類あります。
ワーキング・フレア
バーにおける通常の営業時に行なわれる。エキシビジョン・フレア
パーティーの席などで行なわれ、パフォーマンス性がより重視される。フリースタイル
エキシビション・フレアよりもパフォーマンスに特化し、オリジナリティが重視される。コンペティション・フレア
引用:Wikipedia「フレアバーテンディング」
競技用のフレア・バーテンディング。
大会やお店、外で行うパーティーなどで広さも変わるからパフォーマンスも違ってくるようです。
こちらはパーティーの出張なのでエキシビジョンフレアになります。大会動画は派手でかっこよく、最初の店内動画はスタイリッシュな雰囲気がありましたがこの動画では途中で手品っぽいのも織り交ぜたりとにかくお客様を盛り上げて楽しませています。
日本でフレアバーデンターのいるお店は?
とてもかっこいいフレアバーテンダーですが実はフレアショーが見れるお店はとても少ないです。フレアバーテンダーの人口は1000人ほど(うち女性は1割)で、anfa(全日本フレア・バーテンダーズ協会)の登録店舗をみると全国17都道府県にしか無くて東京でも7店舗、大阪で4店舗くらいしかありません。
参考:anfa「フレアバーテンディングが見れるお店のご紹介」
毎日5時間練習しても習得に5年、箔を付けるための大会優勝をめざすならもっとかかる上にその後も茨の道。
普通のバーテンダーとして働きながらフレアショーを行うだけじゃなく、営業をかけてイベントに参加する事が多いのでパフォーマーとしての側面が強いかもしれません。
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