磁石使ってない?石の角で縦に積み上がる神ロックバランシング

職人技

このロックバランシング(石積み)というのはバランスアートの一つで日本では石花とも呼ばれています。

接着剤や道具を使わずバランス感覚だけで石を積み上げる芸術。平べったい面ではなく角など小さな接地面で積み上げていって一見バランスが取れないような不安定な積み方をして完成させていきます。

初心者はデコボコしたのがやりやすいですが、プロとなると川の流れで自然と角が取れて丸くなった石、そしてデコボコしているなら一番小さい接地面を縦に積み上げていって完成形はどうやってバランスを取っているか理解不能なレベルの作品を作り上げています。

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ロックバランシングのコツは窪みにはめる

理解不能で手品のように見えますがコツを調べると大事なのは「土台の石と積む石の接地面を一直線」「くぼみにはめる」らしいです。しかし動画のをみると窪みなんてほぼないような石でもできています。

というわけで動画を探してみたら丁度わかりやすい窪みにはめてる動画がありました。

これも普通なら無理なバランスで積み上げられています。石をはめるほどの窪みなんてほぼなさそうにみえますが小指ほどもなさそうな凹みに当てて石の角度を変えて重心を合わせていくと見事完成。

上から二番目と三番目の石で左右のバランスを取っててわかりやすいですね。

こちらはバランスを調整してるのがわかりやすい動画。下のほうがかなり不安定で窪みにはめても積み上げていくごとに崩れそうなバランスを細かすぎる微調整で完成させていきます。

冒頭の動画にもありましたが最後に水をかけて崩れないことで完成がプロの世界のルールのようです。

ロックバランシングの応用

この方は日本のロックバランシングで有名な池西大輔氏。その経験を応用してこういった人工物を積み上げるという作品を作っています。

目隠しをして水の入ったワイングラスを積み上げるというスゴ技も。慣れると手だけでバランス感覚を理解するようです。

凄いロックバランシングの画像

ロックバランシングのアーティストのWEBサイトに素敵な写真がたくさんあります。気になった人はぜひ見てください。

Gravity Glue

記事冒頭の動画の人のサイトで現代ロックバランシングの第一人者とも言える人。

rocksportrait

ロックバランシングのコツの二本目の動画の人で日本でも数少ないロックバランシングのアーティスト。

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