※外国語なので字幕推奨
■登場人物
- 妻が亡くなったショックで一流レストランのシェフを続けられなくなりホームレス同然となったハロルドとその息子
- ホットドックスタンドでギリギリの生活を送るイヴァン
- 街一番の人気レストランを経営するジョバンニ
■概要
ホームレスとなってその日食べる物にも困った男性ハロルドが息子のためにホットドッグスタンドに立ち寄るところから始まります。お金が払えないハロルド達にイヴァンはホットドッグをサービスして面接を応援してくれました。
そしてハロルドは予定していたレストラン「ジョバンニ」で面接を受けますが、シミのついたスーツにボサボサの髪やヒゲを見たオーナーのジョバンニは彼らを一流レストランのシェフだと信じずホームレス扱いして面接もせず追い出します。
その後、面接がダメになった話を聞いたイヴァンは「うちで働かないか」と提案。本当にシェフだったハロルドは一流店の経験を活かしてトッピングを組み合わせた独自のメニューを作り出して人気を集めます。スタンドは成功を収めて地元メディアにも取り上げられ、それがさらに客を呼ぶという人気店になりイヴァンのホットドッグスタンドは他に2店を持つまでになりました。
そして店の前のホットドッグスタンドに並ぶ行列に気付いたジョバンニはハロルドの腕を目の当たりにし、彼を雇おうとしますがハロルドは過去の扱いを理由に断ります。そしてイヴァンが他店からやってきて親子に告げたのは・・・
■感想
ホームレスと切り捨てておいて凄腕とわかった途端に手のひら返してスカウトしにくるジョバンニと、親子が困ってるからと助けたけど主人公がホットドッグスタンドを持てるほど稼げるようになったなら独立しろといったイヴァンの対比が素敵でした。
ストーリー自体はオーソドックスすぎる内容なので長編映画に向いていませんが、短編だとこれくらいわかりやすいほうが却って見やすいですね。今は映画ドラマは凝った設定や複雑な展開が多く、こういったわかりやすいのはほぼ無いので逆に新鮮に映るかも知れません。何度食べても飽きないごはんのような感覚で楽しめした。
ホットドッグの日米での値段は?
今現在オーソドックスなホットドッグの平均価格はアメリカは5ドル前後ほどで3ドル代はかなり安い部類だそうです。日本でも4~600円ほど。
5年前は2~4ドル、日本は300円から500円ほど。10年前は1.5ドル~3ドルで日本は2~400円と物価上昇でじわじわ値上がりしていってるようですが日米で価格差はさほどないようです。
日本では球場飯というイメージであまり主流ではないホットドッグですが、アメリカはホットドッグ大国で年間消費量は一人60本とも言われています。スポーツ観戦やBBQなどアウトドアレジャーには定番なので動画のようなホットドッグスタンドでも生計を建てられるようです。
なおアメリカといえばコレというイメージの強いハンバーガーは一人あたりの年間消費量は150個と言われています。ダブルスコアとは強すぎますね。
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