・山から飛び降りスレスレを滑空するタイプ
・GoProによる主観目線
・ビルからパラシュートで落下するタイプ
失敗したら死亡と断言されている世界一危ないスポーツ「ベースジャンプ」パラシュートやムササビのようなスーツを着ていろいろなところから飛び降りてビルや絶壁、狭い谷合をスレスレで滑空するスリルを求める人が続出。それも慣れるとさらに危険な場所を飛ぼうとして有名な熟練者であろうと亡くなってしまう場合もあります。
・1:30から崖の穴をくぐる超危険チャレンジ
死亡率の高いスポーツランキングでも同じようなハンググライダーが560人、そして100人に1人は死ぬと言われるモータースポーツを抑えて60人に1人という倍近い死亡率。
Your Chances of Dying and Other Health Risks(死ぬ可能性とその他健康リスク)
※Sports and Recreationの項目
動画で見ると絶壁や山の斜面スレスレを飛ぶことで見ごたえは抜群。アクション映画でも敵から逃げるためにビルや崖から飛び降りて滑空するシーンなどが見せ場の一つとしてあるほどですからその危険な見栄えは人々の心を掴んでしまうんでしょう。
ベースジャンプの年間死亡数と危険性
ベースジャンプは年間30人ほどが死亡しているとウィキペディアには記載されています。それでも装備が進歩したおかげか近年はその数が減って15人から20人超程度にまでは落ちているそうです。
方法としては大きくわけてムササビのように滑空するウィングスーツベースジャンプとパラシュートを付けて真下に自由落下するパラシュートベースジャンプがあります。
パラシュートベースジャンプとスカイダイビングがどう違うのかはWikipediaにてこう記載されています。
1.スカイダイビングに比べて、着地点までの高さが非常に低い所から飛び降りる。
Wikipedia「ベースジャンピング」より
2.崖や建造物など、周囲の障害物に非常に近いところを飛ぶことになる。
3.高さが低く、また静止した場所から飛び降りるため、スカイダイビングほど落下速度が速くならない。
スカイダイビングが2000フィート(600m)からパラシュートを開くのに対してベースジャンパーは1000フィート(300m)以下から飛び降ります。
2000フィートからパラシュートを開いて地表に落ちる自由落下の時間が11秒とのことで、その半分となると数秒に。さらに飛び降りる場所もリスキーなので落下中と落下地点のリスクも別次元。
パラシュートのほうが真下に落ちるので危険にみえますがウィングスーツの方は滑空場所によっては予測していなかった突然の風などで制御不能に陥り木や断崖に接触して死亡するので場所によっては通常のベースジャンプ以上に危険といわれています。
慣れたらよりスリリングな場所に行きたいという心理もあってビルよりも様々な形の自然のほうがリスキーと言っていいかもしれません。
ベースジャンプの競技人口
死亡率が60人に1人ということですが実際の競技人口はどのくらいなのかというとその危険性からハッキリとは判明されていません。
一説では競技人口は世界で4,000人程度で累計の死者は30数人と言われる。この危険性もスポーツとして認められるための障害の一つである。
ベースジャンプをするジャンプ場所はあまり一般に公開されていない。もし公開してしまうと、装備や技術が貧弱でも、誰でも一人でジャンプできてしまうため、事故が多発するからである。
Wikipedia「ベースジャンプ」より
危険だからこそモラルを厳しく持って1人で気軽に始められないようジャンピングスポットなどを秘密にしているのとベースジャンプをする人のほとんどがスカイダイビング経験者なのもあっていきなりベースジャンプをするという人はほぼいないようです。
エクストリームスポーツとして近年youtubeでも人気ですがその危険性もあいまって世間一般からはスポーツとして認知されるのも難しいそうです。
確かに他のスポーツと違って動画で見るのは好きでも危険すぎて憧れで始めようという人は相当少ないのは確かでしょう。
おおっぴらにベースジャンプを普及するというのも批判がくるかもなので認知と普及は難しそうです。
コメント