こちらはアルティメットドッジボールというアメリカで生まれたニュースポーツ。普通のドッジボールのルールとほぼ同じですが大きな違いがトランポリンの上でやるという点。
これのおかげで普通のドッジじゃ見れないスーパージャンプや前宙バク宙と体操選手のような動きで避け合うテレビゲームのようなアクロバティックさになっています。
避ける方も凄いですがその分投げる方もハイジャンプに対抗して普通のドッジボールよりも遥かに高い位置に投げたり、飛距離のある上下左右への動きに複数ボールを使って封じるという戦略性も通常のドッジボールより高くなっています。
以下は2014年の大会の決勝戦のフルサイズ動画です。
終始アクロバティックかと思いきや展開が早すぎて大きな動きよりアクロバティックな回避より最小限の動きで避ける事が多いです。最初の動画のスーパー回避のようなものもしっかり当ててきたりハイレベルになると逆にシンプルになるのかもしれません。
そんな中で個人的に凄いと思ったプレイが以下になります。
- 5:30過ぎ一斉にボールが投げられ黒チームの左の選手がかなり高い前宙で回避しようとするも読まれて高めボールを喰らってアウト
- 7:20過ぎ 投げてくる敵に合わせて白チーム最後の選手が高めボール読みでヘッドスライディングしながらショット。ボールを避けつつ相手を倒して逆転に持ち込もうという狙いのようです。ボールは低めで惜しくもヒットされましたが諦めない頭脳プレイが光りました。
- 13:30過ぎにボールを投げられた動画右の黒チームの選手が持ってたボールで弾いてセーフのスーパープレイ
- 13:55 ボール二個もった白チームの選手の二連続攻撃を地面に倒れ込んで一発目を回避してまたすぐ真上にジャンプして避けるアクロバティックプレイ。さらに三発目は拾ったボールで弾いたようでそのままカウンターで仲間とダブル攻撃でヒットという見事なコンボプレイ。
勝ったのは黒いユニフォームの「VAN NUYS」こちらは三年連続優勝の最強チームのようです。
アメリカ発祥で2004年に生まれたばかりとまだ歴史も浅いのですが、その激しさからプレイヤー人口は多く、世界大会もラスベガスで三日間トーナメント形式で500チーム以上が競い合うほどの人気です。
日本では知名度はまだなく遊べる施設も限られていて確認した限りではトランポランドsaitamaのみのようです。
トランポリン施設は日本に何個かありますがボールを使った遊びは貸し切りでもしないと原則禁止がほとんどでした。
アルティメットドッジボールのルールとは?
- 5対5のチーム戦
- ボールは5つ
- 1ゲーム3分を3ゲーム、または5ゲームやって勝利数の多い方が勝ち
- 床と壁がトランポリンになっている。
- 体に触れたボールを床に落としたらコートから退場(復帰は無し)
まず普通のドッジボールとほぼ同じルールと上で言いましたがこれは海外のドッジボールのルールという前提があります。
日本はボール一個で競うシングルボール。アジア圏以外はほぼ複数ボールを投げ合うマルチボールというルールになっています。外野の選手がボールを当てたらコートに復帰できるのもシングルボールルールのみです。
日本と海外のドッジボールの違いについて興味がある場合は以下の記事を御覧ください。
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