こちらは棒読みが酷いゲームの動画。
- Flash back(リメイク版)(0:43~)
- バイオハザード(4:30)
- PAINKILLER(リメイク)(8:15~)
この3つがひどい声優の吹き替え3選。
バイオハザードで「おや?」と思う方もいるかと思います。これは吹き替えではなく英語の声優が棒読みすぎて入選したようです。
深夜の海外ドラマのような棒読みっぷり「Flash back」
1992年にイギリスのU.S.Goldが発売したADVで日本ではスーファミ版がファミ通クロスレビューでゴールド殿堂入りになった名作。
そのリメイク作品が2013年に発売されます。元のスタッフが集結した名作リメイクということでかなり力を入れたと思われましたが日本語吹き替えが超棒読み。
昔深夜にやっていた聞いたこともない海外ドラマの吹き替えを聞いているような懐かしい気持ちになります。
主役の男よりも「ヘルプヘルプ!」と叫んでいる脇役のほうが感情がある分上手に聞こえてしまいます。
実は英語が棒読みだった名作バイオハザード
2つ目は1996年に発売されて今もシリーズが続いているアクションホラーの金字塔「バイオハザード」
かなり驚きましたがこちらは英語が超棒読みだったようです。
日本より英語圏のファンにとって有名な棒読みゲームでしょう。
動画の中で説明されていますが当時は外国の声優にセリフの台本だけ渡して3テイクほどで日本スタッフがOKをだして収録しきったとのことです。
今でこそ超名作で予算も潤沢ですが、当時は初作品ということで吹き替えに回す予算が少なかったのかも知れません。声優にとってゲームは割のいい仕事と言われてますしギャラが結構高いから安く抑えたかったのでしょう。
しかしこの抑揚のない棒読み演技は英語が苦手な人からすると逆に聞きやすくなっているのがなんともはや。
その後のリメイク版ではたっぷり予算がおりたのかちゃんとした声優を雇ってまともになりました。
ただ元祖のあまりの棒読みが海外ではネタとして有名すぎたせいでファンがMODを使って元祖の棒読み声を聞けるようにしたようです。
字幕と言ってることが全然違う「PAINKILLER」
一番やばいゲームがこの2004年に発売されたFPSゲーム「ペインキラー」
魔法の武器を使って悪魔を倒していくワイルドなヒゲ男が主人公。しかしこの男性はかなりいい声です。洋画の吹き替えで聞けそうなタイプの渋い声で演技がけっこう下手なだけ。
何が問題かというと9:10すぎにでてくる恐ろしい見た目の死神の声。これが機材で加工されたけど元が棒読み感情なさ過ぎてTVで顔出しNGの犯罪者にインタビューしたときのような声になっています。
そして一番おかしいのは字幕。吹き替えの喋りと全く合わずほぼ狂っています。元々開発していた会社が予算がなくなって権利を売却して他の会社が途中から作ったというゲームなのでそこらへんでスタッフの入れ替えや予算の都合で色々狂ってしまったのかもしれません。
新人声優と比べてどれだけ棒読みなのか
とんでもない棒読みで「本当にプロか?」「ケチって新人声優を使ったな」と思われるゲームたちでしたが、実際新人声優はどれだけ下手なのか他の動画を探してみました。
これはアニメ「ワールドトリガー」に新人声優を使うというオーディション企画。
みんな声優歴5ヶ月から最長でも二年という人たち。外画やアニメの経験が片手で数えるほどでもちろん名前有りの役なんて夢のまた夢というこれからの人たち。
動画では大御所声優にこっぴどくダメ出しされていますがみんな最初のゲームの吹き替えより上手いです。一番マシそうだったペインキラーのいい声の主役のヒゲよりもちゃんとしてる気すらします。抑揚をちゃんとつけられるだけでも棒読み感が薄れます。
新人声優でこれだけできていると素人が吹き替えをしたとしか思えません。
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