こちらはBanger Racing(バンガーレーシング)というコースの中を走る車同士ぶつかりあうモータースポーツの動画。勝利条件は自分以外の走る車を破壊しつくして生き残ることという現代のデス・レースのようなルール。
勝ち残るためには自分の損害をへらすのが一番ということで車の前方はエンジンがあるからなるべく破損させないようにアメリカのパトカーが逃走車の後ろ端をつついてスピンさせるPITマニューバのようなテクニックに近いことを狙う人もいろいろな動画の中にたまにいました。しかしほとんどの人はテクニック関係なくガンガンぶつけてぶち壊してやるというストレス解消のような勢いでぶつけています。
ガチのレースというよりお祭り感覚で楽しむ人が多いのかもしれませんね。何より後半になると繊細なテクニックが使えるほど車が満足に動ける状態じゃないのも大きそうです。
車の破壊シーンを集めた動画
もちろん大クラッシュも多いのでケガ人も続出するし命の危険もあるので参加者は事前に「何がおきても主催者に意見しない」という誓約書を書きます。
ボロボロの車ばかりですがこれはレースでこうなったのではなく、既に廃車同然のボロ車で参加しているから。普通の車はもったいないので街中じゃ乗れないくらいの車を使って好き放題ぶつけ合うためです。ステーションワゴンが多いのは衝撃を吸収できて安全性があるからだそうです。他にも安価なので廃車寸前が手に入りやすいとかもありそうですね。ボロ車でも派手なペイントで見栄えをよくしていたりする人もいますが、そういう人は常連でしょう。もしくはモータースポーツ大会なのでスポンサーが付いている可能性もありそうです。
バンガーレーシングはイギリスなどでオーバルトラック(競馬などで使われる楕円の周回コース)でやることを指します。そして車同士をぶつけるのは同じですがアメリカ発祥でデモリションダービーというのがあります。
破壊力抜群のデモリションダービー
こちらはDemolition Derby(デモリションダービー)の動画。バンガーレーシングのようなコースだと前の車に追いついて後ろからぶつかるという場面が多いですが、デモリションダービーはグラウンド内で縦横無尽に車同士がぶつかり合う競技。だから正面衝突も多く、炎上率も高いとかで危険度は抜群。
しかしスピード感ある衝突はバンガーレーシングの方が高いので好みが別れると思います。
そしてこれは車載カメラによる主観動画。スピードが遅めなので意外と迫力がないなと思っていると、こちらに横っ腹を見せた車の運転席側に突っ込んで行くシーンが何度もあってかなりヒヤヒヤしてしまいました。
ちなみにこれらを見ていてふと「モンスタートラックみたいなでかい車同士でぶつかりあうのが見たい」と思って調べてみました。
流石にバスはでかすぎます。
グラウンドに対してバスが大きすぎて迫力はゼロに。大きければいいってもんじゃないですね。しかし6:00過ぎに起こるバスの横転シーンはさすがに観客から歓声がわきました。
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