海外のパルクール鬼ごっこ「チェイスタグ」が凄すぎて数秒で決着

スポーツ

こちらはチェイスタグ(Chase Tag)という2011年に英国で生まれて2017年のロンドンで初めて世界大会が行われた1対1の障害物鬼ごっこ。12mの正方形のコートの中に障害物が置かれていてそれを逃げる側と追い詰める側が駆使して戦います。しかもわずか制限時間は20秒という超短期決戦。そのためみんなパルクール経験者かのような動きで最初から全力バトル。

逃げる側が有利と思いきや動画では鬼側が捕まえる回数のほうが多いです。数秒で決着がつくことも多く、そのたった数秒にも障害物を飛び越えたりスライディングでくぐり抜けてタッチするというアクション映画並に動きまくります。中にはジャンプして柵であるパイプの上に飛び乗りそのまま走るというスゴ技まで(4:30~)。

超短期決戦だけにお互い障害物をものともせず全力ダッシュするのはみててスリルと迫力が感じられます。

ワールドチェイスタグ公式youtubeチャンネル

細かいルールは下記の公式説明に載っています。

WCT公式のルールページ

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チェイスタグの怪我は?失敗動画も。 

※柵にぶつかったり障害物を飛び越え失敗で地面に叩きつけられるなどがメインで出血や骨折の大怪我はありませんが生々しい痛さがあるので閲覧は自己責任でお願いします。

こちらはワールドチェイスタグの大会失敗動画集。大会レベルの選手でも失敗が起きるようです。

日本でも世界大会であるワールドチェイスタグのオフィシャルコートがあるパルクール施設ができたりNHKの「極鬼 ザ・チェイスタグ」が放送されるなどその人気はどんどん広がっていっています。その極鬼の収録時に出場者の原大智さん(モーグル)が左足捻挫、岩城由志さん(元レスキュー隊員)が足首を負傷したそうです。

本家パルクールはトップレベルになると高所の移動やジャンプが多く失敗=即大怪我となりやすい競技ですが、それと比べればチェイスタグはまだ安全性は高いのかもしれません。しかし追う追われるの緊迫感で焦りがあってさらに狭い場所で障害物をくぐったり飛び越えて逃げるので怪我が起きやすいはこちらかもしれません。

日本でもキッズチェイスタグの大会が開かれる人気

2022年1月29日には日本で第一回キッズチェイスタグ日本選手権が開催されました。それは子供用のチェイスタグコートもありそちらは安全性を高めた設計になっていました。

子供用に柵やパイプなどは無くした台のみの障害物となっています。

ジャンプしたり障害物を利用してジグザグに走るのでころんで怪我や選手同士の接触による危険性くらいに思えます。子供用は最大限安全に気をつけて楽しく行われたようです。

チェイスタグの歴史

以下の動画はチェイスタグを考案したクリスチャン&ダミアン兄弟による最古のチェイスタグ動画。

兄弟の遊びとして庭という限られた空間にゴミ箱などをおいて鬼ごっこをより楽しめるように考えられたのがきっかけで二人はこれを競技化したら面白そうと思い普及活動を行い続けたそうです。

そしてこちらが2017年に開催された第一回大会のハイライト動画。最近のスポーツだからか他の他のスポーツを経験してそうな運動神経のいい参加者たちによって初回からレベルが高い戦いになっています。

そもそも初回大会からまだ6年目(2023年現在)の成熟しきっていない新世代スポーツだからこれから先鋭化されて更に面白いスポーツになるので今後が楽しみですね。

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