爪の長さ96cmの女性が25年ぶりの爪切り

ギネス記録

この方はアメリカのアヤナ・ウィリアムスさん。2017年に世界で最も長い指の爪を持つ女性としてギネス記録を樹立した人です。
一番長い爪の長さは38インチ(96cm)というとんでもない記録。すべての爪の長さの合計は733.55cmで、この長さにするために25年(※字幕だと本人は28、9年と言っています)をかけたそうです。
動画の爪はカラフルなマニュキアが施されていて爪を守るためだけじゃないおしゃれな爪を意識されていて大事にしているのがわかります。
ちなみにこのマニュキアは2本使って20時間以上かけた大作。そしてその爪を切る決意をしたアヤナさんにギネスが密着取材をしました。

伸ばした理由は1:20から語られています。アヤナさんが昔、当時爪が2センチくらいだった頃に車の中でサイドミラーを見ながら母親に「私の爪って長い?」と聞いたら「長いわよ」と言われ伸ばすことを決めたそうです。2センチでも普通ならちょっと長い方ですね。

切るときはもちろん長すぎて市販の爪切りでは根本にとどくはずもなく皮膚科で電動カッターで切ります。

credit:youtube

そして切った後の断面図をみるとその重さを支えるせいかかなり厚みがあり、切った後のアヤナさんのコメントも「関節が楽になったわ」と今まで爪の重さの負担が大きかったことが伺えますね。

その爪は世界の珍しいものを集めるリプリーズ・ビリーブ・イット・オア・ノット博物館に寄贈されています。

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爪のギネスは人気だった

実はギネス記録の中でも爪の長さ関係は人気のジャンルのようで一般の興味も高くホルダーになるとちょっとした有名人になれるようです。
調べているとリー・レドモンドさんというアメリカの女性は「女性で両手の爪の史上最長記録」のギネスホルダー。
アヤナさん両手の爪合計の長さは733.55cm。リー・レドモンドさんは8.65m。リーさんのほうがはるかに長いのです。

しかしリーさんは2009年に車の事故で爪を失ってしまいました。
だからアヤナさんが現存する最長の爪の持ち主だったということでしょう。
しかしリーさんは一番長い爪は90cmほどでアヤナさんは指一本の爪の長さが96cmとのことで、一本の爪の長さだけならアヤナさんが世界最長の女性のようですね。

そしてこの記録は女性版。男性版もあってそちらはインドのメルヴィン・ブースさんの9.05mという大記録(残念ながらギネス記録になった後無くなってしまったそうです)。さらに両手ではなく「片手で史上最長の指の爪を持つ男性」という記録もあってそちらはインドのシュリダハル・チラールさんが保持者。

その爪の合計の長さは909.6cm。片手だけで中型バスくらいある長さで一本の爪の長さは2m近くもあるそうでさすがインドという感じです。これだけ長くなるとその弊害も大きくその長さと重さで体に負担がかかりすぎて左腕の神経損傷や左耳が難聴になってしまって2018年に実に66年ぶりに爪を切ったそうです。

爪のギネスが人気があるのは長い年月をかけて生活に支障がきたしても伸ばすという真似できない強い人間性があるからなのかもしれません。

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