ガンプラ作りが芸能界どころか日本トップクラスに上手いM-1王者パンクブーブー佐藤

エンタメ

※日本二位になったガンプラは7:28から。

芸能人でガンダム好きを公言する人は大勢いてガンプラファンも沢山います。しかしそんな中で漫才日本一になったパンクブーブー佐藤哲夫氏はガンプラの大会「ガンプラビルダーズワールドカップ2016」でオープンコース(15歳以上の部)で日本二位にもなった超ガチ勢。

二位になった佐藤哲夫氏のガンプラ(image:youtube)

芸能人だからと忖度されてもさすがに二位にはしてもらえませんのでその実力は本物。ちなみにその年に日本一位になった人は世界大会で優勝しています。

この作品はガンプラのパーツだけでなくヤクルトの容器や修正テープなど家のゴミで作ったそうで、このリサイクルズゴックの製作期間はなんと9ヶ月。しかしガンプラの世界ではかなり早いと言われるそうで、世界大会に出る人たちは最低一年、さらに出来に満足できずにその年の大会を捨ててもう一年時間をかけるという芸術作品の領域です。

GBWC2016大会で優勝した作品(image:youtube)

こちらは世界一位になった作品。どちらも素人目には甲乙つけがたい素晴らしい作品なのでもしかしたら佐藤氏が世界大会で優勝していた可能性もあったのかもしれないと思ってしまいます。

ちなみにこのGBWCは世界13の国や地域で予選を行って世界大会が開かれています。実はガンプラ発祥の地である日本の独壇場というわけではなく中国やマレーシア、香港など優勝する場所が毎年変わるという世界的にも激戦の大会。

そんな中の予選で世界トップになった日本一位に次いでの二位ですからその実力は疑いようがありません。

スポンサーリンク
bet-channel

佐藤哲夫のモデラーとしての実力は?

彼はモデラーの時は吉本プラモデル部の佐藤部長として活動していて、大会も「吉本プラモデル部 部長」としてエントリーしています。プラモデル部のチャンネルではガンプラ作りの解説など講座としてためになる動画も沢山あります。

ガンプラ日本二位だけが目立ちますが2014,2015と2018にも日本大会でファイナリストになっていて芸能界どころか日本でもトップクラスの実力。

2019年もエントリーはしていたようですが残念ながらファイナルには進めなかったようです。

GUNPLA BUILDERS WORLD CUP 2019 佐藤哲夫 エントリー作品

2020年はコロナ禍で開催が延期されて2021と合わせてツイッター上でエントリー募集をしていましたが、佐藤氏のツイッターは2018から止まっていて吉本プラモデル部のアカウントにもそれらしいものはありませんでした。もしかしたら別アカウントでこっそり投稿しているのかもしれません。

そしてちょっとおもしろかったのがガンプラ好きという芸能人たちの作品が集まったガンダムエキスポ2014の動画。

こちらは当時まだ乃木坂46だった松井玲奈やウルフルズのトータス松本、GLAYのHISASHIのガンプラが飾られています。

どれも凄い作品と驚きましたが実は本人たちはカラーリングや発想をして、制作はプロに任せたという企画。

そして動画のラストに佐藤哲夫さんのプラモが出ていましたが実はこちらは企画用ではなく大会にエントリーしたグフ。しかも2014日本ファイナリストになった作品です。一人だけ自作なのに細かい部分の作り込みが素人目にも企業が依頼した他のプロの作品を上回ってしまっています。

以下にガンプラやそれ以外にも佐藤部長の作ったプラモデルが掲載されています。

吉本プラモデル部 部員紹介 部長 佐藤哲夫

作品数も多くガンプラ以外にもあったりとプラモデル愛が感じられますね。

image:youtube

こちらは最初の動画内にあった軍人フィギアなどを改造してリアルな体型で作ったパーマンの自作プラモデル。かっこいいパーマン達の中に偽物が一人いるというただ作るだけでなくコンセプトを考えて作る熱意は職人の世界みたいです。

プロモデラーの作るガンプラが別物すぎる。

image:youtube

左が市販されている素組みのνガンダムで右がその市販品のパーツ一個一個につなぎ目などを入れて仕上げた佐藤氏のνガンダム。もう元が同じ物には見えません。この細かいパーツの部分の作り込みでプラモデルは制作にとても時間がかかるそうです。

神モデラー現る! 92万円で落札されたガンプラが凄まじい

この記事のようにプロモデラーが作り込んだガンプラがヤフオクなどで数万円からときには100万円以上で売られています。ガンプラ製作代行という副業もあって、ただ組み立てるだけでも数千円から難しい物になると一万円以上という世界。

とんでもない価格だと思いますが年単位でプロが作り込むと思うと好きな人にとっては高くはない芸術作品なのかもしれません。だからGBCWで優勝やファイナリストに選ばれた作品はとんでもない価格が付いてしまいそうです。

コロナ禍で需要が高まって転売ヤーに目をつけられて問題にもなるほどガンプラが人気になっていますが、佐藤氏もガチのガンプラ芸人としてお茶の間の需要が高まるかもしれませんね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました