2024年11月10日に連続懸垂のギネス記録に挑戦して2時間47分で1224回という大記録を達成した安達健太さん(36)。現在のギネス記録は651回でこれも安達さんが達成したもの。それを倍以上更新するというとんでもない偉業を成し遂げました。
最後は痙攣する腕を勢いのまま曲げきり達成した瞬間崩れ落ちるように倒れ・・・
そして手はこんな状態に・・・
現在はギネスに申請中ということでまだ正式な記録にはなっていませんが不備さえなければ更新されると思われます。
安達健太さんはどんな人?
安達健太さんは海上保安部に務める主任航海士。高校生の時に海猿に憧れて海上保安官を目指し現在は巡視艇「なつづき」の主任航海士。
趣味は筋トレですが、最初懸垂は苦手で2007年ののスポーツテストでは21回が満点のところを12回しかできなかったようです。12回も普通の人からすればなかなか凄いと思いますが、安達さんはそれが悔しくて訓練をして徐々に回数を増やしていきました。
2015年 6月17日 80回
2016年 3月4日 100回
2021年 2月28日 102回
2021年 4月6日 110回
2021年 6月17日 151回
2021年 6月28日 221回
2021年 9月1日 430回
このように2021年の6月から3ヶ月で280回も記録が伸びています。430回を記録したときにギネスを意識したそうです。
そして2022年3月4日に651回を達成しギネスに登録されました。それまでの連続懸垂のギネス記録は実は存在してなくて、ギネス側から条件としてギネス側から530回以上を提示されたそうです。他にも以下の条件があり、安達さんは提示された条件の練習を始めたそうです。
今回のギネス認定は順手での連続懸垂で、鉄棒にぶらさがり、15秒以内に最低1回、あごを鉄棒より上に出さなければならない、などが条件。これまで連続懸垂の記録がなく、530回以上を提示されたという。高松海上保安部(高松市)に所属していた3月に挑戦し、1時間27分かけて連続651回を達成。徳山海保に異動後の5月に認定証を受けた。
実は3つのギネス記録を持っていた
安達さん、実は連続懸垂だけじゃなく合計3つのギネス記録を達成しています。
■「24時間で懸垂した回数」8940回(2024/2)
■「両手を離さないバーぶら下がり最長時間」1時間20分41秒(2022/11/18)
ギネスを意識した途端に次々ととんでも記録を達成していきました。
しかし24時間懸垂の方は動画でもあったように韓国の配信者に1万1707回と約3000回超えられました。現在はまだギネスの正式な記録になっていませんが、安達さんはそれがきっかけで「連続懸垂は誰も届かないくらいの記録にしよう」と今回の挑戦になったと語っています。
ちなみに2024年9月の時点でアメリカのDoug “Censor” Martin氏が9250回で更新していたようです。
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