プロの教えるメジャーの使い方動画。職人さんなら当然のことかもですがDIYでメジャーをよく使っていた人でも知らない使用方法がたくさん秘められています。
- 痕をつけていい素材の時にメジャーの爪部分の波で鉛筆の代わりにマークできる
- 定規代わりに直線を引ける。目盛りの先についてる爪部分の穴に鉛筆を入れて引くこともできる
- 本体に鉛筆を接着剤でつけて打ち込んだネジに爪の穴をひっかけるとコンパスのようにきれいな曲線が引ける。
- 定規として使うノッチ金具の部分に穴が空いているのでそこに指してコンパスのように使う事もできる。打ったネジに本体にある穴を入れてコンパスに。
- メジャー本体に長さが記載されているのは角など目盛りテープでは隅が図りづらい時に本体をおいてで長さを図れる。※画像つけるといいかも
- 爪部分がマグネットになっている物なら隙間の距離を測れる
後半は機能というより職人の知恵として実用的な使い方になっています。
この動画にはありませんでしたがメジャーの爪部分が固定されずカチャカチャずれるようになっているのは爪の部分の厚みを計測の時に入れないようにするため。爪を引っ掛けて測る時は伸びて、爪を隅の壁などに押し付ける時は縮むことでズレが無くなるそうです。
DIYなど日曜工作をやる人にとっては爪の穴で直線を引けたり本体の長さで隅でも測れるというのが実用的そうですね。
正式名称はテープメジャー?コンベックス?スケール?
私も知らなかったのですが色々見ていたらメジャーの他に「テープメジャー」「コンベックス」「スケール」という3つの名称がありました。
調べてみると総称としては「メジャー」。
テープメジャーは目盛り部分が柔らかくなっていて体のサイズを測る服飾仕事用の物。コンベックスは目盛り部分が金属製になっていて建築などの職人が使う用。テープメジャーはシンプルな見た目ですがコンベックスの本体には動画のように様々な用途に使える機能がついています。
スケールは「物差し」のことで長さを測る物としてコンベックスをスケールと呼ぶ職人さんが多い。「三角スケール」という三角の物差しもあるので目盛りのある計測道具の総称がスケールになっています。
「巻き尺」という呼び方もありますがこれは「Tape Measure」という意味で服飾用のメジャーを指すようです。
メジャーがそれらの総称になっているだけのようでした。パスタとスパゲッティみたいなものなんですね。
プロの職人が教えるメジャーの使い方
こちらは工務店の方が教えるメジャーの上手い使い方。DIYで大きな物を測る時に役立つ知識の動画になっています。
目盛り爪部分は動くようになっているのでそれを気にせずに測っていると大変なことになるので必ず覚えておいたほうがいいですね。
また注意点としてメジャーを落としたりして爪の部分が歪むとそれで計測にミリ単位でズレが出るそうです。メジャーは用途的に落としやすいと思うので先が歪んだら買い替えを検討しないといけなさそうです。後述の動画で言われていますが金槌で叩いたりペンチで修正したりと自分である程度は治すことはできますが新品の状態に戻すのはプロでも困難なようです。
工具のプロが教えるメジャーの選び方
様々な工具を取り扱う企業が教えるプロ用からDIY用のメジャーの選び方。
この方のおすすめはタジマのコンベックス。調べてると定番中の定番みたいでレビューサイトでもおすすめされていてアマゾンでも商品数にレビュー数も多く高評価となっているのでとりあえずコレを選べば間違いはなさそうです。
13:55から選ぶポイントを説明しています。その前はコンベックスの説明や爪部分の重要性などを説明していて、10:50からは短いですがメジャーの計測精度が狂ってるかのチェック方法の解説もしています。
通常は商品のパッケージは商品に触れないようになっていますがコンベックスの場合は目盛りがパッケージから伸ばせるようになっています。だからお店で自分に合う目盛りかどうかチェックできます。
他にも目盛り部分のねじれが無いか、爪部分が歪んでいないかなど調べるのがいいと動画で言っています。調べ方もかなりわかりやすく説明しているのでコンベックスの購入をする人はこれを見てから買いに行くのがいいでしょう。
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