ネグレクトされたポニーの伸びすぎた爪を切断する装蹄師

動物

飼い主が世話をしないで爪が伸びっぱなしになってしまったポニー。それを保護して馬の爪を手入れする装蹄師による爪切り動画。ポニーは肩の高さまでが147cm以下の馬の総称で通常の馬の体長が2.4m以上なのを考えるとかなり爪が小さくやりづらいそうです。

まず伸び切った爪を電動カッターでぶった切って、足の裏をノミとヤスリなどで平らに削り歩けるようにします。馬の爪の中は色々な層になっているのでただ削るだけじゃなく細かい作業を必要とされています。かなり荒い作業に見えますが、蹄は表面は神経がないので大丈夫なようです。

ただしその奥には腱や骨があって傷になると菌が入ってしまうので繊細な作業が必要です。それでも急いでいるのは蹄を持ち上げる時間が長いとポニーの足に負担がかかったりストレスで暴れて装蹄師もポニーも怪我をしてしまうからのようです。

このポニーよりひどい10年以上爪を切られなかったポニーの記事を見つけました。

10年以上もの間、飼育放棄され続けたポニー。そのひづめは大変なことになっていた。

馬の蹄はちゃんと手入れをしないとここまで伸び放題で歩くこともままならなくなってしまいます。

スポンサーリンク
bet-channel

野生の動物の爪はどうしている?

この爪の世話をされなかったポニーの動画を見て飼馬は装蹄師が定期的に爪切りしていますがそれがない野生の動物の蹄はどうしているのか?と疑問に思い軽く調べると、普通に走り回ることでちゃんと削れていくそうです。

ただしコンクリートなど硬い場所を歩くと必要以上に削れてしまうので足を痛める原因になるります。だからテレビでもたまに見る道路を歩く馬は蹄鉄をして保護しなければいけないんですね。

他にもカバなど牙が鋭い動物も放っておくと牙が伸びて顎を貫通してしまいます。だから飼育されている動物は人間が牙の手入れしますが、野生では固いものを食べてちゃんと摩耗されているそうです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました